Service

まちづくりコンサルタントや事業プロデュースの経験値に加えて、アートの発想とデザイン的なソリューションを活かし、富山県内の様々な社会課題に取組みます。企業のCSRプロデュースを得意とする会社です。

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Origin

アートの社会的解放

現代アートの父と言われるマルセル・デュシャンは、1917年に市販の便器にサインをしただけの作品「泉」を発表して、アート界に革命を起こしました。アートは創作活動に限らず、その領域はアイデアや活 動にも及ぶという概念が生まれた瞬間でした。それは言わば 「アートの社会的解放」です。

現代アートが、アートの楽しみ方と活動領域を拡大したように、この複雑化した世界の問題解決にもアート活動が有効ではないかと考えます。

デザインは「ソリューション」を。アートは「破壊と 創造」を。この2つの組み合わせにより、経済価値と文化的価値におけるパラドックスが生まれる可能性があると考えています。

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Sharing

未来のイメージを共有すること。

この国、この地域、この産業は、どういう未来に進むべきか?どういう未来だと楽しいのか?そうした議論を盛り上げるには視覚的なイメージが役に立つと思います。例えそれが、現在の技術では難しくても、今の社会の常識では受け入れられないものであっても問題はありません。大事なことは「みんなでイメージを共有すること」だと思います。

30年前のSF映画に登場したアンドロイド(人間型ロボット)たちは、今や現実の世界に登場していて、間もなくすると、当たり前に存在する隣人となるはずです。この実現には、間違いなく、かつてのSF映画で観た映像ビジョンが貢献していると信じています。SF映画に夢中だった子ども達は、未来での実現を夢見て、ロボット開発の技術者になったのかもしれません。

私たちは、未来に実現させたい技術や環境、文化やなりわいのあり方や価値をデザインして、AIによる画像や映像として表現します。そのビジョンをもとに、様々な企業やクリエーターに呼びかけ、一緒にプロジェクトを構想し、社会実験を繰り返しながら、実現への道を歩んでいきます。

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Approach

4つの思考で課題アプローチ。

ターゲットとなる社会課題や企業のCSR活動の目的に対して、4つの思考からアプローチします。まず、問題の把握をするためのリサーチ思考。次に課題の解決にむけたコンサル思考。可能性を発見するためのデザイン思考。最後に価値の創造にむけたプロデュース思考です。

地域が抱える課題や企業が行うCSRの目的は、根本的かつ具体性を交えて、またわかりやすく社会と共有することで認知が広がりやすく、可視化への第一歩となります。また、どうすれば課題が解決されるかの仮説を立てて、筋道をつくります。同時に社会実験やモデルづくりによる具体的な展開方法を提案します。そして、社会で継続的に機能するように、また価値として認められるように、有形無形のしくみやインフラをつくります。

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